雨の日にバイクで出かけると、レインウェアひとつで快適さがまったく変わってきますよね。せっかく用意するなら、蒸れずに長く使えるものを選びたいところ。とはいえ種類がたくさんあって、どれが自分に合うのか迷ってしまう人も多いはず。
この記事では、通勤やツーリングで活躍してくれるバイク用レインウェアの選び方のポイントと、実際におすすめできる3つのモデルを紹介していきます。
バイク用レインウェアの選び方|失敗しないための3つのチェックポイント
レインウェア選びで失敗しないためには、防水性・透湿性・サイズ感の3つを押さえておけば十分です。ここでは、それぞれのポイントを順番に見ていきますね。
そもそもレインウェアはなぜ必要?
雨の中をカッパなしで走ると、視界が悪くなったり、体が冷えて集中力が落ちたりと、思っている以上に危険が増えます。防寒着が濡れてしまうと、走行後もなかなか体温が戻らず、体調を崩す原因にもなりかねません。
安全に走るためには、レインウェアは「あると便利なもの」ではなく「事故を防ぐための装備」と考えておくのがおすすめです。雨の日ならではの走行時の注意点については、こちらの記事も参考にしてみてください。
防水性と透湿性のバランスで選ぶ
レインウェアを選ぶときにまず見てほしいのが、耐水圧という数値です。だいたい10,000mmを超えていれば、普通の雨なら十分にしのげるレベルだと考えて大丈夫です。
ただし防水性だけを重視すると、今度は中が蒸れやすくなってしまいます。走行中にかいた汗をうまく外に逃がしてくれる「透湿性」も、意外と快適さを左右する大切なポイントです。
注意
「撥水加工」と「防水」は別物です。表面に水をはじく加工がしてあっても、耐水圧の数値が低ければ長時間の雨には耐えられないので、購入前に必ず確認しておきましょう。
なお、防水性の高い素材というとゴアテックスを思い浮かべる人も多いですが、実は他の素材でも十分な性能を持つ製品はたくさんあります。この点についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
サイズは普段着より1サイズ上が基本
レインウェアは、普段のジャケットやパンツの上からそのまま着ることを想定して作られています。そのため、普段の服のサイズ感で選んでしまうと、いざというときにきつくて着られない、というケースが少なくありません。
購入するときは、普段より1サイズ上を選ぶくらいの気持ちでいると失敗しにくくなります。特に冬場に厚手のジャケットの上から着る予定がある人は、サイズ表と自分の普段の服装をあわせて確認しておくと安心です。
KOMINE JK-539の特徴|コスパよく基本性能を揃えたい人におすすめ
まず紹介したいのが、コミネのJK-539(RK-539)です。バイク用品メーカーとして実績のあるコミネの製品なので、防水性能や縫製のつくりに変な不安がないのが大きな安心材料になります。
価格帯はレインウェアの中でも手が届きやすい部類に入るので、「とりあえず1着、信頼できるものを揃えておきたい」という人にちょうどいいバランスです。通勤や普段のツーリングなど、幅広いシーンで気負わず使えるのも魅力です。
デザインも派手すぎず、バイクを降りてそのまま少し歩くような場面でも浮きにくい落ち着いた雰囲気にまとまっています。
KOMINE JK-539
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KEMIMOTO KM1402の特徴|収納性と扱いやすさを重視したい人におすすめ
次に紹介するのは、KEMIMOTOのKM1402です。コミネのJK-539と比べると、コンパクトに畳んでシートバッグやタンクバッグに入れやすい点が大きな特徴になっています。
普段はレインウェアを持ち歩かず、天気が怪しいときだけ念のため積んでおきたい、というスタイルの人にぴったりです。収納袋がセットになっているモデルも多く、使わないときの取り回しがしやすいのもうれしいポイントです。
価格もJK-539と同じくらい手を出しやすい水準なので、「携帯性」を優先軸に選びたい場合の候補として覚えておくとよさそうです。
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デイトナ(Daytona) DR-001の特徴|長距離ツーリングでしっかり守りたい人におすすめ
3つめに紹介するのは、デイトナのDR-001です。バイク専門ブランドならではの視点で作られていて、走行時の風の巻き込みや裾のバタつきを抑える工夫がされているのが特徴です。
長時間の高速走行や、天候が変わりやすい遠出のツーリングなど、「とにかく走行中の安定感を重視したい」というシーンで頼りになるモデルです。JK-539やKM1402と比べると、価格はやや上がりますが、その分作りのしっかりさに納得感があります。
普段使いというよりは、ツーリング用の一着としてしっかり備えておきたい人に向いている製品です。
デイトナ(Daytona)DR-001
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レインウェアを長持ちさせる簡単なお手入れ方法
お気に入りのレインウェアを見つけたら、次に気になるのが「どれくらい長く使えるか」ですよね。実は特別な手入れ道具を用意しなくても、ちょっとしたひと手間で防水性能を保ちやすくなります。
雨の中を走ったあとは、レインウェアに泥や砂ぼこりが付いていることがほとんどです。そのまま放置してしまうと、汚れが生地に染み込んで撥水性が落ちる原因になるので、次のような流れでケアしておくと安心です。
- 雨が上がったら、できるだけ早めに水道水で表面の汚れを軽く洗い流す
- 洗剤は使わず、水だけですすぐようにする
- 陰干しでしっかり乾かしてから収納する
この程度のお手入れであれば、洗車のついでに済ませられるので負担にはなりにくいはずです。バイク本体のサビ対策も含めた洗車のコツについては、こちらの記事でもう少し詳しく紹介しています。
ワンポイント
撥水性が落ちてきたと感じたら、市販の撥水スプレーをかけ直すだけでも効果が戻ることがあります。買い替える前に一度試してみる価値はあります。
まとめ
レインウェア選びで迷ったときは、防水性・透湿性・サイズ感の3つを軸に考えると判断しやすくなります。そのうえで、価格を抑えたいならJK-539、携帯性を重視するならKM1402、走行時の安定感を求めるならDR-001というように、自分の使い方に合わせて選んでみてください。
購入後は簡単な水洗いと乾燥を習慣にするだけで、性能を長く保てます。雨の日も無理せず、快適な装備で安心して走り出してもらえたらうれしいです。
よくある質問
- Qバイク用レインウェアは自転車用と兼用できますか?
- A見た目が似ていても、バイク用は走行風や速度を考えたつくりになっているため、自転車用とは向いている性能が異なります。街乗り程度なら代用できる場合もありますが、長距離走行や高速道路を使う機会が多いなら、バイク用として作られたものを選んだほうが安心です。
- Qレインウェアの防水性能が落ちてきたら買い替えるしかないですか?
- Aすぐに買い替える必要はありません。表面の撥水性が落ちてきただけであれば、市販の撥水スプレーで加工し直すことで性能が戻ることがあります。生地自体に破れやひび割れが出てきた場合は、買い替えを検討するタイミングと考えてよいでしょう。
- Qレインウェアの寿命はどれくらいを目安にすればいいですか?
- A使用頻度や保管状態によって差はありますが、こまめに洗って陰干しを続けていれば、数年単位で使い続けられるケースも珍しくありません。反対に、汚れたまま放置したり、濡れた状態で収納したりすると、劣化が早まりやすいので注意が必要です。









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